CGSブログ【日韓近現代史】第11話 朝鮮半島の抗争を生きた大院君の波乱万丈人生

【日韓近現代史】第11話 朝鮮半島の抗争を生きた大院君の波乱万丈人生

こんにちは、CGSスタッフです♪

本日も【日韓近現代史】をお送りしていきます。

「第11話 朝鮮半島の抗争を生きた大院君の波乱生」

倉山満先生

「CGSをご覧の皆様、こんにちは。  本日も『じっくり学ぼう!日韓近現代史』をお届けしたいと思います。  宮脇先生よろしくお願いします。」

 

宮脇淳子先生

「よろしくお願いします。」

 

倉山満先生

「今日で大院君ってこんな人っていうのを終わらせたいのですが、
 というかケリをつけたいのですが、宮脇先生が露骨に前回の最期嫌な顔をされていたので。」

 

宮脇淳子先生

「長生きした人なのでもうちょっとやりましょう。」

 

倉山満先生

「波瀾万丈な人ですが。大院君の後半生はこんな感じですが。
 日清戦争の元の種みたいなひとですからね。
 この人は失脚しても失脚しても這い上がってきて、
 3回目の時は日本の後ろ盾で返り咲いたのが、1ヶ月くらい経つと日本もあきれてしまったという。
 とにかく自分の力を使わないで、他人の力を使って朝鮮を自分のものにしようとしている、
 【日本】【清】【ロシア】の一番強いやつについて、相手を倒そうと。
 くっついた奴を裏切るのは、まったく良心の呵責を感じないという、
 むしろ自分が生き残れるんだから当たり前だろ。
 当然殺されたら死体を八つ裂きにされるので、彼らとしては当然のことなんでしょうが。」

 

宮脇淳子先生

「この時は、日本やロシア・清や、その他アメリカなんか色んな物が出てきて、
 どっちがいつ強いかというのが、大もめだったからでしょ。
 わけのわからない状況であったのもあって、だからあっち付き、こっち付きしたと言える。」

 

倉山満先生

「前回・今回主役の大院君さんは、大院君の鎖国から日清戦争が起きるんだという話をしましたが。
 結局大院君と閔妃が二派に別れて抗争する中で、【どちらも売国奴】。
 しかし数少ない愛国者がいて、その人は日本に倣って李氏朝鮮を立て直すんだ、
 ということをやってその人たちを日清戦争中に弾圧しているという。」

 

宮脇淳子先生

日清戦争の前からよ。有名な金玉均。
 この人はヤンバン階級ではなく、その下の中人という。
 頭が良くて、一応漢字も読めて知識階級だけれども、
 お母さんが身分が低いとか色んな理由で、
 まったく国の政治に関与もできないし、力を振るう場所がない。
 この金玉均をはじめとする人たちが、日本の明治維新がうらやましくてしかたなかった。
 早く市民平等になったら、出身がどんなに違くても頭が良ければ教育も受けられるし、
 軍隊にも入れるし。
 
だいたい日本は下級武士が外国に皆のお金で留学して、
 それから日本を立て直したのだってお殿様じゃない人が多かったじゃないですか。
 だからそれを見ていて本当にうらやましかった。だから日本の様になりたい。
 排外ではだめだと言う、金玉均みたいな人が出てきたんですよ。
 隣の朝鮮半島がしっかりしてくれないと困ると、本当に日本人は人がいいので。
 そこに力を貸して良い国にしたいという気持ちが大変強かったので、福沢諭吉も協力したし、
 こういう事をじゃんじゃんつぶすわけですよ。
 さっきの大院君と閔妃が何故売国奴かと言うと、国の事なんて考えない。
 自分たちの特権を維持することを考えている。どこと組めば自分たちをそのまま維持させてくれるか、
 というので【日本】【清朝】【ロシア】と組んだんですよ。しかも特権の取り合いをして、
 内部で大抗争をしたのが乱になって最終的にそういうことになる。」

 

倉山満先生

「そうなんですよね。閔妃も日本と組んだことあるくせに、
 まじめな人間を弾圧する時に決め台詞が【お前は親日派だ】っていう半島ですから、
 本当に頭にくるんですが。この写真なんですが、
 何なんですかこの東学党の教祖の乞食みたいな格好。」

 

宮脇淳子先生

「ね。これが日清戦争の原因になった【東学党の乱】の教祖さんの写真で、
 これしか残ってなくて、だいたいこういう人」

倉山満先生

「こういう人がどういう人か、あまりにもわからなすぎて!(笑)」

宮脇淳子先生

「東学党というのは、排外的ではあるんです。西の学問が古来の伝統を壊すから、
 そういうのではなくて儒教とか、一応この人は儒教とですからね、学者なんです。
 学者じゃなきゃ教祖になれないですからね。
 でも、国のヤンバンみたいなお金もらっている人以外は、
 学者はお金がないのでだいたいボロボロの服を来ている。
 この人が唱えたことに賛同する人が【東学党】と言われるのですが、
 この人は【東学党の乱】で、清朝と日本が日清戦争をするという歴史になっていますが、
 実際には単に地方役人の圧政と賄賂に怒った農民が、
 地方でもうちょっと権利をよこせ、というのが広がったみたいですよ。
 実はちょっと怪しい。もう一回研究し直す必要があると思う。」

倉山満先生

「それで大院君が自分で鎮圧できないので、
 清朝にだけ宗主国様来てくださいと言ったので、
 日本がそれは条約違反だということで【日清戦争】になっていく。」

宮脇淳子先生

「実際に条約違反な理由はもうちょっと前からの話で、
 朝鮮半島で日本も清朝も前の乱で行った時に、
 伊藤博文と李鴻章が
 【今後もし何か有ったときは、お互いに軍を派遣するときは通告をしましょう】という条約を組んでるんです。」

倉山満先生

「だからその時に李鴻章が
 【うちにこういう通達が来たんですが、日本どうする?】と聞いていればお互いに問題なかったんですが、
 結局事の発端は朝鮮半島であり李鴻章なんですよ。
 日本はしょうがない状況で、日清戦争です。
 朝鮮なんてあっと言う間で、5日くらいで通過して傀儡政権樹立しちゃうんですが。
 当の大院君が変な事しちゃうので、やめてくれということで怒ると。
 すると大院君様は涙の第弁論で命乞いをすると。あきれる他ないですね。
 で、日本は幽閉して、正敵の閔妃の方も暗殺されて、
 結果的にその後日本とロシアの代理戦争になったのが晩年ですね。
 日清戦争で清国がいなくなるので、清国がアクターじゃなくなりますので。
 それで李鴻章が親露派になり日本は大院君に呆れ、閔妃にもっと呆れ、
 という状況なので大院君は誰にも相手をされなくなり、隠居・死去ということです。
 結構波瀾万丈ですがろくなことしてません。」

 

宮脇淳子先生

「ただ李氏朝鮮の王様の歴史を見ると、だいたいこんなもん。
 外国が関与してきただけで、普通に人ですよね。」

 

倉山満先生

「世相大王の時やりましたが、名君といわれてこんな感じですからね。」

宮脇淳子先生

「たまたま外国が一杯関与した為に、色んな話が残り言われていると。
 でもちゃんと78歳まで生きたんだから、長寿ですよね。
 しかも王様にもならないのに、長く政権を取ったわけですよね。」

 

倉山満先生

「復活度合いがスゴイですよね。
 鄧小平と同じくらい失脚してますが、復活してますね。」

 

宮脇淳子先生

「なんだかんだ交渉がうまかったんでしょうね。」

倉山満先生

「鄧小平は清国を大国にしましたが、
 この人は朝鮮を滅ぼした原因のほとんどを作ってますが、どうなんでしょうね。」

 

宮脇淳子先生

「ただ外国がどっと押し寄せて来た時に、どうするかっていうので、
 内側に支える物がない。その前からキリスト教が広まり始めているんですけど、
 これに対して儒教徒の間でも党派争いをしているのに、
 そこにキリスト教徒が入るからとんでもない相手殲滅、グループ毎弾圧するとかやり始めていて、
 でもキリスト教徒は結局植民地にしようとして入ってきているのでは、
 ということで排外はせざるを得ない時期はあるわけです。私はこういう場合日本と比較するんですけど、
 日本も色んな考えが有って、金玉均の様な人も含めて、尊王攘夷という動きをするじゃないですか、
 でも尊王攘夷だけでは国が滅びるという知識が増えていって、動いた人間の数が多い。
 しかし朝鮮史を見ていると【人はどこにいるの?】っていう。
 名前も出てこないけど、人口の意味もあるけどちゃんとした活動してないですもんね。」

 

倉山満先生

「この大院君という人を2週にわたってやりましたけど、
 今おっしゃられた鎖国政策のところにちょっと戻って、
 征韓論っていう話が日韓の中でありますので、
 次回追っていきたいと思います。次回もよろしくお願いします。」

 

宮脇淳子先生

「よろしくお願いします。」

 

カテゴリー:番組情報 2014年09月21日 10:00:00 コメント(0)

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